ANANDA IN THE HIMARAYAS 滞在記 (2010年5月11日〜16日)

Wellnes Package


まず、朝は、ゲスト皆で外でやるヨガ。ビギナー向けはストレッチ中心ですが、そこそこ腹筋も使う適度なエクササイズになってます。ヨガのパーソナルレッスンの後で、先生に「アナタはアドバンス・クラスに出てもいい」と言われたので、次の日からは、ビギナーとアドバンス、両方に出ました。外でヨガをやるのは、本当に気持ちが良くて、出発日の朝まで欠かさず出てました。パーソナルレッスンのある日は1日合計3時間のヨガ(後日談:東京で通っているヨガの先生に「ヨガは1日1時間。それ以上は体を壊すリスクがありますよ」と言われてしまいました。やり過ぎに注意!)。体がどんどんいい感じになっていきます。ヒマラヤのこの辺りは、インドでもヨガの中心地なので、ANANDAでは、どのコースにも、必ずヨガのパーソナルレッスンがついています。私がはまっているプラナヤマもしっかり教えてくれます。ヨガ・インストラクターは複数いるので、やはり誰に教わるかで大分違います。実際、最初のレッスンでは、朝の無料ヨガとほぼ同じ内容で、インストラクターに「金もうけのために日本に行きたい」と言われる始末。不届きなヤツは教え方もおざなり。かなりがっかりしましたが、その後のレッスンは、先生が素晴らしく、とても充実したものでした。


Sushanti先生

特に、雑誌の取材の際は必ず写真が出る、チーフインストラクターのSushanti先生には、中味の濃い指導をして頂きました。「ハタ YOGAは、ウジャイ呼吸法で」(難し過ぎたらゴメンなさい)と言われて、アサナをやる時に呼吸法を変えたら、なんと体の感覚が全然違う!「これこそが YOGA?!」と目から鱗でした。決して難しいことをやるわけではないのですが、大事なことを丁寧に教えて頂き、もうすっかりファンになりました。こんなふうにヨガの奥深さの片鱗を体験して、ますますヨガに興味がわいてきました。アーユルヴェーダのドクターのコンサルでも、「VATA過剰なあなたは、まず起きたら、10分でもいいからヨガをやることから始めて下さい。それが、規則正しい生活を送るための大切なキッカケになります」と言われたし。インドから日本に戻ると、1週間くらいは朝ヨガを家でするけど、なんだか気がつくとヨガのない生活になってしまう・・・・・。とにかく10分でも毎日やるんだ!!−と、決心。

トリートメントは、どれも詰まりを流す系の、しっかり力の入ったマッサージで私好みでした。最初のタイ式マッサージは、むきむきマッスルお兄さんによる、90分の拷問系マッサージで、私は「いてててて・・・・・・・」&「むり、むり、むり・・・・・・」とず〜〜〜〜〜っと声を発してましたが、そんなことはおかまいなしに(きっと皆、各国語で同じ声を発するんでしょう)ガシガシ関節を伸ばされました。「明日のヨガで、今日の成果が分かりますよ」と、お兄さんが微笑んでいたのは本当でした。腰が後ろにぐ〜〜んと曲がるようになったので、次の日びっくりでした。拷問に耐えた甲斐があった!アロマ・マッサージもソルト・スクラブも、ちゃんとリンパを流す感じで、施術後はいつも爽快でした。どのセラピストも上手というのが素晴らしい!
さて、久々にジム・トレーニングもしました。いつもアーユルヴェーダで体質のことはチェックするのですが、今は日本ではジムには行っていないのでボディ・アナライズは久し振り。二の腕・脇腹・太もものたるみをしっかり測定されました。太ももだけは年齢の平均値を超えているということで、いくつかマシーンとダンベル・トレーニングを指示されましたが、後でカルテを見たら、私の年齢が10歳若く書き込んであったので「じゃあ、多分太ももも平均値内?」と気にしないことにしました。とは言え、元々ジムでコツコツ運動するのは嫌いじゃないので、「ヨガもやるけど、たまにはジムもね」ーと、またまた決心!運動神経はないのですが、体を動かして汗をかくのは好きなんです。実は、無料プログラムの「マウンテン・ハイク」という2時間の山登りに参加したら、自分の体力のなさに愕然としたこともあり、「やっぱり基礎体力増強も考えないと・・・・」と新たな課題も見つけちゃったんです。もう一度屋久島にも行きたいので、そのためにも足腰は鍛えておかないと。体弱いのに、結構根性あるので(笑)、こういう課題を見つけると燃え勝ちな私。とりあえずジム・トレはやり過ぎに注意しますわ、あくまで「ほどほど」目標で。